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恥ずかしいから肛門科になかなか行けない?

患者さまの中で、「肛門科に行くのが恥ずかしい」という理由で、まずは病院に行くのではなく市販薬を試す方が多くいらっしゃいます。

できれば市販薬で治したいという気持ちは分かります。しかし、痔の種類によっては薬では治らない場合がございますし、薬の使用では一時しのぎにすぎず、痔を根治するには併せて生活習慣の改善も行っていく必要があります。

今回は痔の薬の種類や使用する際の注意点、市販薬と医療機関で処方する薬の違いを解説していきます。

痔の薬を使用する際の注意点

・市販薬で改善しない場合は早めに病院へ

市販薬を使用して症状が改善しない場合は、お早めにお近くの病院へお越しください。
※外用薬で10日、内服薬で1ヵ月を目途にする。

・薬だけでは治らない痔がある

軽度な痔の場合は1〜4週間程度の薬の使用のみで治るケースがあります。

しかし、痔瘻の場合やある程度症状が進行している場合は薬での治療は難しいため、お早めにお近くの肛門科を受診してください。

痔の薬の種類

外用薬

軟膏(注入軟膏)

切れ痔(裂肛)や外側のいぼ痔(外痔核)にお使いください。肛門付近、あるいは肛門外側の痔に効果があります。
ガーゼや指に軟膏を出し、清潔にした患部塗ってください。指で直接塗る場合は事前に石鹸などで手を洗っておき、清潔な状態で塗ってください。

坐剤

内側のいぼ痔(内痔核)にお使いください。
中腰の姿勢で押し込み、その後立ち上がることでスムーズに挿入することができます。

内服薬(飲み薬)

内服薬には錠剤、顆粒剤などがあります。成分がからだ全体に行き渡るため、外用薬に比べ効果はゆっくりと現れます。
痔だけではなく便秘のケアもできる薬があり、生活習慣を見直す点でも効果的です。

主に軽度の切れ痔(裂肛)、外側のいぼ痔(外痔核)、内側のいぼ痔(内痔核)に効果があります。また薬によっては、軽度の脱肛にも使用可能です。

痛みやひどい出血がある場合は、抗炎症作用や鎮痛効果、止血作用などが配合されている内服薬と外用薬を併用することで、症状を抑える事ができます。
外用薬と内服薬を併用することは基本的には問題ないですが、医師に相談の上行ってください。

ステロイドについて

外用薬の中にはステロイド剤が成分として入っているものがあります。ステロイドは炎症やかゆみを抑える作用が比較的強力で便利な薬ですが、反面、長期間使用すると皮膚のびらん、真菌症などの原因にもなり、副作用も強く起こります。そのため、長期間使用するのは危険で、注意をしなければなりません。

一度ステロイド性皮膚炎になると、簡単には治りにくくなりますので、市販薬には頼りすぎず医師に一度ご相談ください。

痔の治療なら家田病院におまかせ!

「痔」は、普段の生活で気をつけていれば、ある程度、未然に防ぐことができる病気です。
また、一度完治をしても再発する可能性は、ゼロではありません。生活習慣を改善し、痔の予防をしましょう。同じ生活習慣を続けると、悪化したり、再発したりするということに繋がります。辛い痛みや治療を避けるためには、生活習慣改善の努力が大切です。

そして、市販薬に頼りすぎず少しでも早く肛門科に来院していただくことが痔の根治には大切です。

家田病院なら全ての肛門疾患に対応しており、痔の日帰り手術も可能です。また、女性専用の待合室や入院施設にも女性専用フロアをご用意しておりますので安心して治療に専念していただけます。

東名高速道路の豊田東インターから車で10分ほどで、名古屋からも30分圏内で通いやすいです。豊田市だけではなく名古屋市、岡崎市、安城市など周辺地域から治療にみえる患者さまも多くいらっしゃいます。

初めての方へ

これって痔のシグナル!?

アクセス

「痔」の症状だと思っていて、市販薬を使用していたがなかなか治らずに病院に行ったら大腸がん・大腸ポリープだったというケースもあります。

なにかお尻に違和感があれば恥ずかしさを振り払い、なるべく早く肛門・胃腸科を標榜している医療機関を受診しましょう。

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