大腸内視鏡検査を受けよう!食事には注意しなきゃいけないの!?
2023.04.12 コラム
2023.04.12 コラム
・ひとり一人に合った下剤、軟便剤の種類や量を考慮
・鎮静剤の希望(ご希望の患者様)
これらは患者様に対する不安、問題点を改善しています。
しかし、これだけでは当日に楽な検査を提供はできません。
実は患者様のご協力も必要になってきます。
今回は大腸内視鏡検査前の食事についてお話しさせていただきます。
大腸内視鏡検査当日の洗腸液の量が最低限で済むのと、楽に前処置が行えます。
大腸に便が残らないことによって、観察しやすくなり、早期大腸がんや大腸ポリープを発見できる鍵となっています。
みなさんからは検査の前日に仕事があるからどうしたらいいか?消化に良い食べ物は何か?と質問が多く寄せられます。
基本的には検査食というレトルト食品を1日3食食べていただきます。容器に移し替えて仕事に持っていくことが可能です。
しかし、仕事が終わるのが遅かったり、変速勤務の方など検査食を召し上がるのが難しい場合があります。
その場合は以下の文章を参考にしてください。
検査前日 夜8時までに
炭水化物 素うどん、白米
タンパク質 白身の刺身、かまぼこ、豆腐、卵、ハム、鶏肉など
消化の良い食べ物とは、軟らかい素材・軟らかくて煮てあるもの・潰されたもの・蒸されているもの・脂肪分や繊維の少ないものを指します。
食物繊維が多いもの・香辛料・動物性や植物性の油脂・揚げ物はとくに避けてください。
食事制限は大切ですが、ストレスになってはいけません。
甘いものが食べたいときは、少量であればチョコレートやアイスクリームは大丈夫です。
プリンや一切れのカステラも召し上がっていただいても問題ありません。
不安がある場合はお電話口にてご質問してください。