ピロリ菌感染症

ピロリ菌感染症

ピロリ菌感染症とは?

ピロリ菌は、正式名称をヘリコバクター・ピロリといいます。
1983年にオーストラリアで発見された病原細菌で、人間の胃の粘膜に生息します。

ピロリ菌が胃の粘膜に感染すると炎症が起こります。その状態が長く続くと、徐々に粘膜の感染部位が広がり、慢性胃炎となります。この慢性胃炎が胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎を引き起こし、その一部は、やがて胃がんへと進展します。

ピロリ菌感染症の症状
(ただし、自覚症状はほぼ出ない)

  • 胃痛
  • 食欲低下
  • 消化不良
  • 上腹部の痛み
  • 上腹部の不快感

ピロリ菌感染症の
治療方法

  • 内服による治療

    [ 1次除菌 ]
    胃酸を抑えるPPIという薬と、2つの抗生剤を合わせた3剤を1週間内服します。1次除菌での除菌成功率は75%とされています。

    [ 2次除菌 ]
    1次除菌が不成功の場合、抗生剤変更した3剤で2回目の除菌治療を行います。

  • 除菌治療後は……

    除菌が成功したかどうかは、治療終了後6週間後に検査をすることで判定します。

    保険適用は2次除菌までで、もしも2次除菌も失敗した場合、自費での3次除菌を行うことも可能です。

ピロリ菌の感染経路

感染経路はまだ解明されていない

ピロリ菌の感染経路はまだはっきりとは解明されていませんが、主に感染者の唾液を介して感染すると考えられています。

免疫機能が未発達な乳児期・幼児期に感染することが多く、7歳頃までに感染し、それ以降ではほとんど感染しないと考えられています。